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エンパワーメント導入のメリット
こんにちは、リアルナです。
前回に引き続き、「エンパワーメント」についてお話しをさせていただきます。 「星野リゾート」や「リッツ・カールトン」「スターバックスコーヒージャパン」などの 有名企業がこぞって実践しているエンパワーメント。 企業がエンパワーメント・権限委譲を進めることでどんなメリットがあるのでしょうか?
■業務スピードや生産性が向上
エンパワーメントによって部下に判断の権限が与えられていれば、 上司の回答を待つことなく、部下自身が現場で即座に判断を下すことができます。
仕事を止めることなく、課題解決に素早く取り組めるため、 無駄な時間を削減することが可能です。
■顧客満足度の向上
例えば、お客様からクレームがあった場合。 その解決に時間がかかる場合と、その場ですぐに解決する場合では、 同じ解決策を提示したとしても顧客に与える印象に大きく差が出ます。
■仕事に対する責任感が増す
権限委譲することで、どう遂行すれば良いかというプロセスを含め、 物事を自発的に考えざるを得ない状況になります。 当事者意識を持って仕事に取り組めるようになるなど、 手掛ける仕事を“自分事”として捉えられるようになるでしょう。
■モチベーション・従業員満足度の向上
指示待ちの状態で言われた仕事だけをするのと、 エンパワーメントされ責任を持って自発的に仕事に取り組むのでは、 パフォーマンスに大きな差が生まれます。 さらに、課題を解決したり目標を達成できれば、 やりがいや働きがいも高まるでしょう。
■マネジメント能力が身に付く
裁量権を得ることによって、これまでに上司がどのような判断や 指示出しをしてきたのかを振り返り、 そこにどのような意図があったのかを理解する良い機会です。 自身のことだけではなく、組織が結果を残すためにどうすればよいかを考えて、 行動する力を身につけることができます。
リモートワークが主流となっていく中で、 大事なのは「信頼関係」そして「自発的に案件を進める責任感」です。
コロナ禍において、 業績が下がってしまった企業、反対に業績を伸ばしている企業があります。 その理由は、“柔軟な現場判断”にあるのではないでしょうか。 VUCA時代を生き抜くためにも、 今後『エンパワーメント』がますます注目されていくでしょう。
リアルナではお客様が従事している業界や職種に合わせて、 体験型の研修カリキュラムの立案を行なっています。 ご興味がある方はお気軽にご相談ください。