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ロジカルシンキング(論理的思考)(後編)
こんにちは、リアルナです。
一昔前?に横行していた、根拠のない気合いだけで乗り切る“根性論”…。
これの対極にある、論理的思考(ロジカルシンキング)。
前回に引き続き
「ロジカルシンキング(論理的思考)」についてお伝えます。
感情や主観に捉われず、物事を体系的に整理して矛盾なく考える思考法で、
ビジネス社会におけるマストスキルと言われています。
ロジカルシンキングの重要性を知り、日々の生活で鍛え、
ロジカルシンキング力を身に付けましょう!
■ロジカルシンキングの重要性
コロナ禍はもちろん、世界的な政情不安や天候不順、急速な技術革新などを背景に、
不確実で複雑であいまいな世の中となっている現在。
以前にもお話しした『VUCAの時代』であり、
論理的思考力(ロジカルシンキング)の必要性が増しています。
“ロジカルシンキング”をもう少しくだけた言葉で説明すると、
「立場や専門性、環境が異なる相手と頭の中の景色を合わせる能力」。
リモートワークで離れた場所にいる同僚や、
社外パートナーなど立場や環境の違う相手と協働しながら
『VUCAの時代』に仕事を前に進めなければならない今。
抱えている問題・課題や目指す方向性を明らかにしたうえで、
現在地を示し、自身の強み・弱みと相手への期待や役割を明確にするという
「景色合わせ」を行なう必要があります。
その景色合わせに、ロジカルシンキングが欠かせないのです。
■ロジカルシンキングの鍛え方
“仕事”を構成するのは、大きく5つの要素。
この5つの要素に分解しながら対話をすることで、
初対面の相手や離れた相手ともその仕事に対する景色合わせがしやすくなります。
【1】目的
その仕事は何のために、誰のために行なうのか?
【2】インプット
その仕事を進め成果物を生むために、どんな情報・材料・ツール・スキルが必要か?
【3】成果物
生み出す完成物あるいは完了状態は?期限は?提出先は?
【4】関係者
巻き込むべき関係者・協力者は?成果物は誰のためのもの?
【5】効率
その仕事のスピードは?生産量は?コストや人員は?歩留まりは?
頭の中で整理するだけでなく、実際に書き出してみれば、
目の前の仕事がより整理され、景色合わせの精度も格段にアップ。
また、書き出したものを確認しながら業務を進めることで、
抜けモレと手戻りを減らせる利点もあります。
“仕事”“ビジネス”のみならず、ロジカルシンキングは生きていく上で活かせるスキルです。
人生はトライ&エラーの繰り返し。
少し立ち止まり、物事を体系的に整理して、矛盾なく思考することができれば、
おのずと結論が導きだされます。
なにより、周囲から一目置かれる存在となるでしょう!
リアルナではお客様が従事している業界や職種に合わせて、
体験型の研修カリキュラムの立案を行なっています。
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