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効果的な目標設定「SMARTの法則」とは
こんにちは、リアルナです。
極寒とコロナのダブルパンチでいつも以上に体調を気遣う毎日ですが、いかがお過ごしでしょうか?
前回は「目標設定」のお話、
今回は「目標設定(マネジメント編)」をお届けします。
『SMARTの法則』を見聞きされたことはありますか。
マネジメントの父と言われるピーター・ドラッカーが提唱した目標設定のための
フレームワークです。例の如く、5つの手順の頭文字をとったもので、
内容を簡単にご紹介します。
■S:specific(具体性)
どんな手段で、どれ位の期間で、どんな人材が関与し、どの程度の活動量が必要なのか。現状の改善目標と未来の課題解決目標をしっかり分析し、分けて立案します。
■M:measurable(計量性)
「売上20%アップ」という目標では不十分で、
「売上20%アップ」=実際の金額に置き換え、
コンタクト数○○件・見積り提案○○件・見込み○件ベースで、
◎◎万円の売上を達成する。というプロセスごとに後から振り返りができる、
細かな目標設定を行ないます。
■A:achievable(達成可能性)
経営者が考える目標は、願望が含まれていることが多々あります。現実的かつチャレンジングな目標設定を、マネージャーがしっかりと促してください。
■R:relevant(関連性)
設定した目標を達成することが、何に繋がっているかを意識すること。明確であるほどモチベーションを高め、また維持しやすくなります。
■T:time-bound(期限)
期限を区切って、活動の振り返りや進捗管理を行なってください。
一番大事なことは、「プロセス目標についての未達は認めない」ということです。
厳しいようですが、ゴール未達による数字への直接的な影響はもちろん、
チーム内で不完全な作業をした方を“容認”したことになります。みなさんも経験したことがありませんか。実直に遂行し、目標達成をした方が不公平感を覚えるという状況を。チームや組織に与える悪影響は計り知れません。
だからこそ、しっかりと現状を分析し具体的なプロセス目標を設定する必要があるのです。
また、未達の可能性を察知したら、
早い段階でサポートに入り修正するのもマネージャーの役割と言えるでしょう。
それでも未達に終わってしまったら、目標自体の妥当性や分析に甘さがなかったか。
計画全体を振り返り、次回へ活かしていかなければなりません。
「目標」という言葉が当たり前のようにビジネスシーンで使われていますが、
「きちんとした目標の立て方、遂行の仕方」を知らない、我流でやっている方が多いのが現状です…
リアルナでなら、「必ず達成する目標の立て方」に関する研修を、
御社オリジナルでカスタマイズ可能です。ご興味のある方は、お気軽にご相談ください。