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段取り8分・本番2分
こんにちは、リアルナです。
前回は“伝わる伝え方の極意”として、
話の組み立て方やテクニックをいつくかご紹介しました。
今回はもっと前段階、人に何かを伝える際の“心構え”の部分をお伝えします。
会議や商談、プレゼン、面接……。いずれも緊張する場面ですよね。
本番に余裕を持つために必要なこと、それは全力で準備することです。
「やれることは全部やった!」この気持ちを抱くことで、
自然と心を落ち着けることができます。
■結果は本番前に決まっている
『段取り8分・仕事2分』という言葉を聞いたことがありませんか?
何か物事を進める際に発生する全ての仕事内容のうち、
8割は段取り(事前準備)に費やされていると言う意味です。
結果が出る本番(商談や面接)は、いわば最終工程。
段取りの段階で、ほとんど結果が決まっていると言っても過言ではありません。
■「言い訳」を排除する
とどのつまり“準備”というのは、「言い訳」の材料となり得るものを排除していく、
そのために考え得るすべての問題や疑問をつぶしていく作業を指します。
準備段階から、脳内はいつもリハーサルモード。
本番のイメージを明確にすることで、起こりうるリスクを軽減できます。
■仕事のルーティンを疎かにしない
常に一定以上の成果を上げ続けるうえで大切なこと、
それは仕事に大きな波を作らないことです。
ムリをすれば一時的な効果は見られますが、
簡単に心と身体のバランスを崩してしまいます。
どんな小さな・どんな大きな案件を終えた後も、
いつも通り自ら定めた準備を繰り返し実行してみましょう。
その習慣こそが強靭な心構えの礎となり、
次の仕事までの時間を充実したものへと進化させてくれます。
その上で、リフレッシュタイムもルーティンに組み込むと良いでしょう!
もちろん、状況によっては事前準備に十分な時間が取れないこともあります。
誤解を恐れずに言い換えれば「時間をかけるよりも、手を抜かないことが大事」です。
「自分は本番に強いから、ぶっつけ本番でも大丈夫!」というのは、
あくまでも周囲を安心させるためのリップサービス。
普段から、本番に耐えられる準備を積み重ねているにすぎません。
自身の能力を過信せず、“聴いていただく”心構えで本番を迎えましょう。
リアルナではお客様が従事している業界や職種に合わせて、
体験型の研修カリキュラムの立案を行なっています。
ご興味がある方はお気軽にご相談ください。