こんにちは、リアルナです。
同じ状況下で物事を進めていても、
円滑に進める人・行き詰ってしまう人に分かれてしまう実態。
一体その理由は何でしょうか?
もちろん複数のファクターが考えられますが、
そのひとつが“気くばり力”です。
人と人との見えない空気を気持ちよくする“気くばり”。
ほんの少しのことが、最終的には圧倒的な差となって結果に表れるのです。
全体を見る俯瞰力
ポイントのひとつが全体視点です。
自己中心的・視野の狭い人は気くばりが苦手な傾向にあります。
物事の“全体像”を把握できれば、次に求められるであろう一手を先に読むことが可能。
相手を俯瞰的に観察することで、タイミングよく効果的な一言を掛けることができます。
俯瞰(フカン)とは?…ビジネス用語で「広い視野で客観的に見る」という意。
類似語の「客観」は“他人や一般的な視点”、「鳥瞰」は空を飛ぶ鳥のように
「上空から真下を見る視点」として使用します。
相手の五感に注目
人間は“共感”する生き物ですから、相手のキモチを察知することは非常に有効です。
「うるさい?」「寒い?」「疲れている?」「いいことあった?」など、
パフォーマンスを左右する感情をキャッチしたらコミュニケーションのチャンス!
その時は「寒くないですか?エアコンの温度をあげましょうか?」など、
【共感+α】で声を掛けてみましょう。グッと距離が縮まります。
気付きと気遣い
“気くばり力”の最大化を図るポイントとなるのが、“気付き”です。
気付きが些細であればあるほど、手厚く相手を気遣うことができます。
人は自分を見てくれている、興味関心を持ってくれていると感じると、
その相手に好感を抱きます。立場でなく人間として信頼関係を構築できれば、
コミュニケーションはより円滑になり、自然と仕事の枠を広げられ、
更なる成果に繋がるのです。
最後に、これはコミュニケーションの基本ではありますが……。
考えがあっても相手の意見をすぐに否定せず、一度受け入れることが大切。
コミュニケーションに対する“気くばり”です。
多彩なアイデアや意見は、自由に発言できる環境から生まれます。
プロジェクトの進捗が停滞していると感じたら、
対社外の関係者へはもちろん、対社内の人に対しても
“気くばり”を意識してみてはいかがでしょうか。
リアルナではお客様が従事している業界や職種に合わせて、各種研修カリキュラムの立案が可能です。
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