今回は今、ビジネスシーンで重要視されている『確・連・報』(カクレンボウ)
についてお伝えします。言葉だけは聞いたことがあると言う方も多いかもしれませんね。
カクレンボウは、確認・連絡・報告の略称。
部下が自主的に考え、上司に確認するコミュニケーション方法として注目されています。
「相談」が「確認」となっている点が、ホウレンソウとの違いです。
■自立した人材育成
分からないことがあれば“上司に相談”⇒解決!で完結してしまうと、仕事はスムーズに進んでいるように見えますが、
一人ひとりの“考えるチカラ”は全く育ちません。限られた人員で最大のパフォーマンスを発揮するためには、
個々のスキルアップが不可欠。自立した人材を育てるためにも、報連相の「相談」よりも確連報の「確認」が
推奨されてきています。
■“確連報”しやすい環境
日頃から意識的にコミュニケーションを取っていることが大前提!
最初は上手に“確認”ができないかもしれませんが、しっかりと部下の話を聞く、相手が話しやすい傾聴姿勢を
取るなど、“確連報”しやすい環境づくりが重要です。
加えて……
◆的を得ていなくても最後まで話を聞く
⇒相槌をうったり、うなづく仕草があると、相手は話を聞いてもらえていると感じて安心できます。
意識的に反応を示して話を聞きましょう。
◆言葉につまったら、上司から質問をする
⇒質問をされることによって、部下は相手がどんな情報を知りたがっているのかを理解することができます。
自分の口でアウトプットすることで、整理されるのです。
◆結論を先に言わない
⇒「確認」の内容が承認できない場合は、自主性を育てるためフィードバックを繰り返し、
より良い方法が導き出せるようにアドバイスしましょう。
まず最初は、上司に何かを相談する際に、自分なりの考えを添えてもらう所からスタートしましょう。
最初は時間がかかるかもしれませんが、将来的には『自己完結率アップからの業務効率化』
『自立した人材多数によるパフォーマンスの向上』など大きな成果が見込めます。
リアルナではお客様が従事している業界や職種に合わせて、社員研修やビジネスマナー等の研修カリキュラムの立案を行ないます。
ご興味がある方はお気軽にご相談ください。