こんにちは、リアルナです。 早いもので2024年も4月。新入社員を迎えた企業様も、そうでない企業様も。
今一度、社会人としての在り方を振り返るにふさわしい時期です。今回は、「社会人基礎力」に関するお話です。
≪社会人基礎力とは≫
さまざまな人と仕事をしていく上で必要な基礎力のこと。
社会人基礎力の概念は、2006年に経済産業省が提唱しています。その社会人基礎力は「前に踏み出す力」「考え抜く力」「チームで働く力」から成り立ち、この3つの要素は12個の能力要素で構成されています。
【要素1】「前に踏み出す力」=アクション
■主体性:物事に進んで取り組む力のこと。
■働きかけ力:目的に向かって、周りにいる人たちを巻き込み動かしていきます。
■実行力:自分で目標を設定し、失敗を恐れずに行動し、粘り強く取り組む姿勢のこと。
【要素2】「考え抜く力」=シンキング
■課題発見力:現状を分析し、目的や課題を明らかにする力。目標に向かって、自分から問題を解明、提案していく力のこと。
■創造力:既成概念にとらわれず、課題に対して適切な解決方法を導き出すこと。
■計画力:解決に向けたプロセスを明確にし、その中で最善のものは何かを見つけ、それに向けて準備すること。
【要素3】「チームで働く力」=チームワーク
■発信力:自分の意見を分かりやすく整理し、相手に理解してもらえるよう伝えること。
■傾聴力:相手が話しやすい環境を作り、適切なタイミングで質問するなど相手の意見を引き出せるように心がけます。
■柔軟性:自分の中にあるやり方や考えに固執するのではなく、相手の意見などを尊重して柔軟に理解すること。
■情況把握力:チームで仕事をするとき、自分がどのような役割を果たすことができるか把握すること。
■規律性:社会ルールにのっとって、自らの発言や行動を適切に律すること。
■ストレスコントロール力:ストレスを感じることがあっても、成長の機会だと思って、力を抜いて対応することです。
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改めて紹介されると、どれも“当たり前のこと”と感じるかもしれませんが、自身を振り返ってみていかがでしょうか?期待と希望を胸に入社してくる新入社員にとっては、どれも新しい教科書の1ページです。社会人の先輩として、しっかりと社会人の礎を築いてあげてくださいね。
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