こんにちは、リアルナです。
企業の財産となる“人財”を育成するうえでの大切なことを、お伝えしていきます。
今回は、特にOJTの際に意識していただきたい、意識付けについてのお話です。
【STEP1:意義付け】
業務の「全体像」や「目的」を伝えてから取り組んでもらうことが重要です。
業務の全体像や目的が不明瞭だと、業務全体のつながりが見えず、一つひとつの仕事が作業になってしまいます。
(声かけ例)「○○さんにとって、うちの部門の業務についての理解を深めるいい機会になると思います」
【STEP2:事前のリスクヘッジ】
業務を行なう際につまずきそうなポイントや想定されるリスクは事前に伝えてあげましょう。
そうすることで不安が解消され、問題が発生した場合も冷静に対応ができるようになります。
(声かけ例)「データ集計でわからないことが発生したら、田中さんに相談してね」
【STEP3:再意義付け】
実務を一通り経験した後に、ふりかえり時間を設けます。
出来たこと・出来なかったこと、その理由・背景を理解した後に、改めて仕事の意義を伝えることで、部下は
仕事の依頼の背景には自分への期待があることを再認識することができます。結果、仕事への主体的な関わりが生まれやすくなるのです。
【STEP4:自己決定】
依頼した仕事に取り組むか、社員自身に決定をしてもらいます。
もちろん業務内容によっては、必ずやってもらわなければいけない内容もあると思いますが、
自己決定を促すことで、当事者意識を持つことになり仕事への責任感が増します。
(声かけ例)「この仕事、引き受けてくれますか?」
★イマドキ世代の新人・若手の特徴について。
あくまでも“多い印象”なので参考程度とお考えいただきたいのですが、『失敗が怖く、挑戦するのが苦手』な傾向があります。 新人・若手の場合、これまでに失敗して成長した経験が少なく、失敗は悪いものとして捉えてしまう人が多いです。失敗をした時には、反省することも大切ですが、
「この経験で、一歩社会人として成長できた」と前向きに捉えることで、成長することができるということも、併せて指導してあげられたらと思います。
リアルナではお客様が従事している業界や職種に合わせて、
体験型の研修カリキュラムの立案を行なっています。
ご興味がある方はお気軽にご相談ください。
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