こんにちは、リアルナです。
みなさん「ソーシャルスキル」という言葉を聞いたことがありますか?
ソーシャルスキルとは、
社会の中で他者と関係性を築いたり、一緒に生活を営んだりするために必要とされる技能のこと。
一般的には「コミュニケーション能力」「生活技能訓練」などと呼ばれ、
現代社会を生き抜くための能力として注目されています。
人工知能(AI)が人間の仕事をどんどん置き換えていき、
「人の仕事はなくなっていく」という意見を聞くことは、珍しくなくなりました。
無人店舗やチャットボットなどが登場し、
人間の仕事がどんどん置き換わっていると言っても過言ではありません。
ところがその一方で、会社も管理職もなくならないという意見もあります。
それどころか「管理職は増えていく」という人もいるのです。
その背景は、やはり数字やアルゴリズムだけではクリアできない問題があるから。
マンパワーを一切かけずに事業を運営することはできません。
必ず、人と人との折衝が発生します。
組織を動かし、調整したり根回ししたりする “橋渡し役” が必要になっているというわけです。
その橋渡しに必要なスキルが、まさにこの「ソーシャルスキル」。
職場を居心地よく、働きやすいものにするためにも、
リーダー職以上の方にはぜひとも体得してほしいスキルと言えます。
具体的にどのような働きに期待をしているのか。
それは、「小さな問題は現場で解決し、大きな問題を上司にあげ、上の指示を噛み砕いてメンバーへ伝え、
交渉・討論し、そのほか諸々のソーシャルスキルを発揮する」こと。
「この人が言うなら間違いない」「一緒に働きたい」
と願う人のために、しきり役を買って出る人が必要なのです!
社内外において「この人と仕事をしたい」と思わせる “人間的な魅力” というのは、
ソーシャルスキルの高さからきているのではと考えています。
AIが人間の仕事に取って代わっているのは事実ですが、人間にしかできない仕事があることもまた事実。
デジタルやインフォメーションテクノロジーでは表現しきれない、
人間ならではの暖かさや温情はいつまでもなくならないと願うのは……
というのは人間エゴでしょうか。
リアルナではお客様が従事している業界や職種に合わせて、体験型の研修カリキュラムの立案を行なっています。
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