こんにちは、株式会社リアルナです。
突然ですが、クリティカルシンキングという言葉をご存じですか?
クリティカルシンキングとは、情報を収集・分析して結論を出す能力のこと。
クリティカルに物事を考えられるということは、ほぼすべての業界において重要であり、
幅広い職務で適用されます。
今回は、クリティカルシンキングで最も重要な 8個のスキルをご紹介します。
【1】 分析的思考
最適な結論を出すために複数のソースのデータを評価するということでもあります。
分析的思考を持つ人は、偏見を排斥し、最適な結論を出すために情報を集め、
消費しようと努力することができます。
【2】 オープンな姿勢
クリティカルシンキングのスキルがあれば、情報を分析、処理し、偏見のない結論にいたることができます。個人的な偏見を手放し、すべての情報に基づいた結論にいたるということでもあります。
【3】 問題解決
利用可能なすべての情報を基に最適な結論にいたることが重要視されるため、問題解決の重要な要素でもあります。
正しく活用すれば、職場の課題から日常の困難まで、あらゆる問題を解決することに役立ちます。
【4】 自己制御
自己制御とは、自分の考えをコントロールし、個人的な偏見を捨てることにより、
最適な結論を出す能力のことです。
効果的なクリティカルシンカーになるには、自分が持つ情報や賛成する決断を疑う必要が
あり、それができてこそ最適な結論にいたることができます。
【5】 観察
観察スキルは、隠された情報を見つけるのに役立ちます。
クリティカルシンカーになるには、複数の観点から物事を見る必要があります。
また、観察スキルを使用すれば、潜在的な問題を特定することもできます。
【6】 解釈
データはそれぞれ中身が違い、クリティカルシンカーはそれを承知しています。
情報を集めるだけでなく、そのときの状況ではどの情報が重要で、関連性が高いのかを評価することも重要です。
そうすれば、集めたデータを基に最適な結論を出すことができます。
【7】 評価
難しい質問に対して、明白な答えがあるということは滅多にありません。
クリティカルシンキングでは偏見を手放すことが重要視される一方で、
利用できるデータを基に自信を持って決断を下せる必要があります。
【8】 コミュニケーション
決断を下した後は、その決断を関係者と共有する必要もあります。
それを職場で効果的に伝えるには、証拠を提示し、自分の結論を支持することが必要です。考えられる解決策がいくつもある場合は特に重要です。
クリティカルシンキングは授業を受ければすぐに習得できるものではありません。
むしろ、さまざまな対人および分析の能力で構成されるスキルです。
問題に対して、素早く最適解をくだすため意識してみてはいかがでしょうか?
リアルナではお客様が属する業界に即した、体験型の研修カリキュラムの立案を行なっています。
ご興味がある方はお気軽にご相談ください。
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